創業35年の技術とノウハウ、そして熱い思いが実現させました!

事例1 – 「既存の緩衝材ではどうしても製品に傷がつく。いい梱包素材はないか?」

ハイマットのロール

そんなお客様の声から当社オリジナル開発商品「ハイマット」が生まれました。

ある精密機械部品工場様からいろいろご要望が出たことが、新世通信工業所 包装資材事業部が「ハイマット」を開発するきっかけでした。こちらでは、PCなど液晶のバックライト用アクリル版を製造されていました。

お問合せいただく以前は、アクリル版を運搬されるとき、永久帯電防止機能の付いた発泡ポリエチレンシートで挟んでおられました。しかし、発泡ポリエチレンシートは、薄すぎて、傷がつきやすいという問題があったとのこと。また、発泡ポリエチレンシートそのものを裁断するときに、埃がどうしても出てしまうという別の側面の問題もありました。

そこで、傷もつきにくくて、なおかつ埃もつきにくい緩衝材はどうすればいいのか試行錯誤がはじまりました。いろいろ試してみた結果、発泡ポリエチレンシートの両面をフィルムで挟んだ3層構造のマットだと、緩衝性も強化され埃も出ないことがわかりました。もちろん、3層ともに帯電防止機能が備わっています。
今では、この開発商品は、保護材のハイレベル品として広くご利用いただいています。

事例2 – 「これまで鉄で作られてたのだけど重たい。丈夫で軽い別の素材で作って!」

L字型アングル

L字型アングルをプラダンでつくりました! 資材の用途は梱包だけに留まりません!

ある引越し業様の例です。

衣装ケースや、ハンガーボックス、収納箱をプラダンでお作りしたり、その他引越し用包装資材をこれまでもご利用いただいていました。そんな中で、壁などの養生材を固定するL字型アングルを、軽い素材でつくってくれないかとご相談がありました。

これまで、L字型アングルは鉄製ではあったけれど、持ち運びが重くて大変だから困っているとのこと。そこで、軽いけれども丈夫なプラスチック段ボール素材で、L字型アングルを作らせて頂きました。もちろん、出来上がったものは軽くて丈夫な上に、何度も再利用できるので、喜んでいただけました。

ただ四角くつくるだけがプラダンの特性を活かす方法ではないということ。 これはわたしたちにとっても新たな発見でした。